組合つうしん No.12「理事長選考会議議長あてに公開質問状を提出」発行

名古屋市立大学教職員組合(やまだあつし執行委員長)は組合つうしん No.12「理事長選考会議議長あてに公開質問状を提出」を発行しました。

主な内容は次のとおりです。

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現理事長も任期を8年に延長。不可解な決定の根拠を示すべき。

8月及び9月の理事長選考会議は、これまでの確認を一転させ、理事長の任期を現行の6年から8年に改めることを決めました。
教職員組合(やまだあつし執行委員長)は理事長選考会議議長宛に10 月7日、公開質問状(下記に全文)を提出しました。

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公開質問状

理事長選考会議議長 大西珠枝 様

名古屋市立大学教職員組合委員長 やまだあつし

理事長選考を担当される委員の方々に敬意を表します。
本学の理事長選考は、本学の発展と良好な職場環境構築の観点から、本教職員組合も大きな関心を寄せておりますが、9月20日付「理事長選考会議議事概要」および参照文書について、可及的速やか、かつ明快な説明を求めます。
回答期限は10月31日とさせていただきます。

1.平成31年3月5日の選考会議では、理事長の任期は現在(任期4年、再任は一期2年、上限6年)の取り扱いと同様であることを確認したにも関わらず、僅か5か月半後の令和元年8月20日の選考会議にて、一転してそれを見直したのはなぜでしょうか。
見直し理由として挙げている平成26年の文科省通知等は、現理事長の平成29年再任選考以前から判明していた事柄です。文科省通知は「選考の透明化」を掲げています。その精神に則り、あらためて見直し理由の明快な説明を求めます。

2.規定改正で次期理事長の任期は4年、再任は一期4年、上限8年となりましたが、現理事長も任期を上限8年に延長する根拠は何でしょうか。
「あるべき姿が8年」であるなら新理事長からそれを適用するのが世間の通例ではありませんか。現理事長は、任期4年、再任は一期2年、上限6年を承知の上で、再任された2年間の任期を全うするべく、日々の実務に全力で取り組んでいただいているはずです。教職員が再任時に認めた条件を変更し、さらに再任期間を2年間延長することに対する明確な根拠の提示を求めます。

以上

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記事の詳細はコチラ(学内限定版)をご覧ください。

ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。

名市大教職員組合は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。

★加入申込書はコチラのPDFをダウンロードしてください。

必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。

2019年10月8日