組合つうしん No.4「『病院の休日(9/23)診療について』大学と交渉」発行

名古屋市立大学教職員組合(やまだあつし執行委員長)は組合つうしん No.4「『病院の休日(9/23)診療について』大学と交渉」を発行しました。

主な内容は次のとおりです。

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「増員なき休日出勤は職員のリフレッシュの機会を奪う」

教職員組合(やまだあつし執行委員長)は2019年7月31日、本部棟3階特別会議室において事務折衝を実施しました。
組合側からはやまだ委員長を始め、5名が参加しました。事務折衝では組合から次の二点につき、申入れを行いました。

1) 病院の休日診療について(口頭申入れ)
組合からは、現状の体制で貴重な休日を通常勤務日にしてしまうと、結局代日休暇のために年休取得が抑制されるか、手当支給にすればこれまで保証されていた休日が1日減ることになる。ただでさえ年休取得日数が低い看護師(2018年度平均6.11日)にとってはリフレッシュする機会をさらに失うことになる、と指摘し対策を急ぐよう求めました。
右図の看護師年休取得日数表を見ても分かる通り、2018年度において平均5日を下回っている部署が8部署あります。2017年度と比較しても、総計で7.2日から6.1日に減少しています。大問題です。
名市大看護師の年休取得水準は他の病院と比べてもかなり低いことについても指摘し、三浦総務課長も「リクルートへの悪影響を考えると危機感を抱いている」と発言しました。しかし、「増員が必要だとは思うが経営の観点からすると難しい問題だ」とコメントし、法改正による年休5日以上取得に向けた方策について具体的に何も示せませんでした。
今年は法改正の年度であり、休暇の日数が減ることが決してあってはなりません。組合は、年度の折り返し点(10/1)に向けて早急に対策を講じ、週休日、休日、年休を確保するためには代日休暇の制度について見直すことも必要ではないかと指摘し、給与係長は「早急に検討します」と答えました。

2) 都市共生学部新設に伴う教職員の労働条件に関する申入れ(申入書提出・下記)
現状では人文社会学部において幼免(幼稚園教諭免許)担当の教員が新学部の専任教員になっており、現状の教育水準が維持される保証がない。新学部設置によって在学生や将来の学生への教育水準が引き下がることがあってはならないので早急に措置するべき、と・・・

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記事の詳細はコチラ(学内限定版)をご覧ください。

ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。

名市大教職員組合は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。

★加入申込書はコチラのPDFをダウンロードしてください。

必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。

2019年8月7日