組合つうしん No.5「労働組合~有ると無いでは大違い~/ 組合役員ガイダンスに52名が参加」発行

名古屋市立大学教職員組合(やまだあつし執行委員長)は組合つうしん No.5「労働組合~有ると無いでは大違い~/ 組合役員ガイダンスに52名が参加」を発行しました。

主な内容は次のとおりです。

======

組合は8月1日、2日の両日、役員向けガイダンスを開催しました。ガイダンスには52名の参加がありました。参加していただいたみなさま、ありがとうございました。

ガイダンス前半では、岩井本部書記長が
1)労働組合の存在意義~労働組合、有ると無いでは大違い~
2)権利を駆使して行動する~労働者と労働組合は、憲法と法律で守られている~
3)市民・国民から支持される活動に~誰のための要求か~
4)組織を理解して行動する~組織を理解して行動する。支部と部会―縦糸と横糸~
5)名市大の4つのNGを一掃する
などにつき、説明しました。

1)では、交渉の成果として「看護師住居手当の変更」「中央手術部の夜間看護手当」「教員のセンター試験手当」「契約職員の賃上げ」などの改善につなげたことを報告しました。
参加者からは「多種多様な職種で組織されていることで、困難な側面もあるが、互いの要求に通じるものをつかめば、大きな力になるというお話が印象的でした」「労働条件や賃金交渉に組合は欠かせない存在で、職場の代表として参加するため職場に問題があれば積極的に提案していきたいと思った」という感想のほかに、「要求書の作り方、まとめ方、交渉への臨み方などの研修があると良い」という要望も出されました。

産業医を招いて講座「労働安全衛生活動の重要性について」

後半は名古屋市北区にある名春中央病院の橋本政宏副院長による「労働安全衛生活動の重要性」についての講演でした。
橋本氏は病院での診療だけではなく、産業医としても活躍されています。産業医の視点から労働安全衛生につき、お話ししていただきました。
1)理想的な職場とは?
2)重大な労災を防ぐために重要な考え方
・どんな労働災害が発生する可能性があるかを評価し、それらを未然に防ぐための、組織としての取り組みが重要
・一人ひとりが注意するだけでは、労災の発生は防げない
3)ハインリッヒの法則
・重大事故1件の背景には、29件の軽微な事故がある。さらにその奥には、300件の「ヒヤリ・ハット」がある。
4)労働衛生の3管理(①作業環境管理、②作業・・・

====

記事の詳細はコチラ(学内限定版)をご覧ください。

ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。

名市大教職員組合は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。

★加入申込書はコチラのPDFをダウンロードしてください。

必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。

2019年8月20日