市大三労組合同ニュース No.18「医療従事者の処遇改善を労使交渉で妥結」を発行しました

市大三労組合同ニュース No.18「医療従事者の処遇改善を労使交渉で妥結」を発行しました。

3つの労働組合とは名古屋市立大学教職員組合/名古屋市立病院職員労働組合/自治労名古屋市病院労働組合です。
2022年3月8日発行 共同デスク;名古屋市立大学教職員組合書記局(外線直通:052-853-8026)

主な内容は次のとおりです。

======

国の補助金に基づく医療従事者の処遇改善は3月給与から。労使交渉で妥結。

 3月7日の大学交渉において、3労組は医療従事者の処遇改善についての提案を受け取り、その
場で了承しました(提案全文裏面記載)。

① 支給対象について
 国の「看護職員等処遇改善事業補助金」(以下、補助金)についての国の実施要綱では支給の対象から事務職と薬剤師を除外しています。とりわけ薬剤師については、市大独自の判断で対象とするよう求めてきましたが、受けいれられませんでした。しかし、全国的には薬剤師を対象としている病院もあることから、7日の交渉ではこの問題を継続して協議していくことを求め、大学側も了承しました。
パートタイム職員について、組合はできるだけ幅広く支給するよう求めてきました。しかし、配偶者(特別)控除を受けられるかどうかを気にするパートタイム職員も少なくなく、労使協議の結果、健保加入者を対象とすることになりました。

②手当額について
 補助金の総額を対象となる職員の所定労働時間の総計で除すと 1 時間当たり 20 円弱になります。
切り上げた 20 円に 1 か月の所定労働時間を乗じた金額(100 円未満切り捨て)が月額です(パートタイム職員は時給に 20 円を上乗せ。翌月支給)。この手当は超勤手当にも跳ね返るので、組合も妥当な計算式だと判断しました。

======

ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。

名市大教職員組合(やまだあつし執行委員長)は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。

★加入申込書はコチラのPDF(名市大川澄キャンパス、山の畑キャンパス、田辺キャンパス、北千種キャンパス職員向け)PDF(東部医療センターおよび西部医療センター職員向け)をダウンロードしてください。

必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。

★名市大教職員組合の福利厚生活動のあらまし
●慶弔給付 本人もしくは組合役員が申請(組合役員の確認・署名が必要)
◆結婚給付…5,000円
◆死亡給付…配偶者10,000円
子(養子、継子、死産4ヶ月以上の子を含む)10,000円
親(配偶者の親、養父、養母、継父、継母含む)5,000円
◆出産給付…5,000円など

名古屋南部法律事務所新大和税理士法人、樋口社労士事務所への初回相談(30分以内)が無料です
東海労働金庫(各種ローン・つみたてNISA・iDeCoなど)相談随時
●困ったことがあったらまずは組合事務室(本部棟1階/内線:川澄8026【月~金曜】、東部医療センター・北4階エレベーターホール前/PHS4001【金曜のみ】)をお尋ね下さい。常駐の書記局員がいつでも相談をお聞きします。

2022年3月9日