市大三労組合同ニュース No.17「市労連交渉 市側改悪提案ほぼ全て撤回させる!」を発行しました。

市大三労組合同ニュース No.17「市労連交渉 市側改悪提案ほぼ全て撤回させる!」を発行しました。

3つの労働組合とは名古屋市立大学教職員組合/名古屋市立病院職員労働組合/自治労名古屋市病院労働組合です。
2021年11月19日発行 共同デスク;名古屋市立大学教職員組合書記局(外線直通:052-853-8026)

主な内容は次のとおりです。

======

特昇最終年度は、広く、浅く、付与回数少ない方から優先的に付与
4級給料表見直し、私傷病職免の短縮(180日→90日)などは撤回

19日の市労連小委員会交渉で、今期の組合側要求と市側検討事項の最終回答が出されました。今期の焦点としては、55歳昇給停止など高年齢層の一層の給与圧縮、私傷病などによる職免、休職者の制度改悪などを許してしまうのか、また、組合要求実現と併せ、特昇制度では勤務成績に偏重させずいかに広く配分するかが争点になりました。

55歳昇給停止は棚上げ 定年延長とセットで再検討
 9月29日からの約2ヶ月の交渉の末、市側からの様々な改悪提案はほぼ全て撤回させることができました。唯一、停職者(注1)の停職期間を期末手当算定期間から控除されることになりましたが、大半の職員に大きな影響はありません。
 また、ほとんどの政令市が90日(名古屋市は180日)となっている私傷病職免(市大の「病気休暇」のこと)の半減についても市は最後まで固執していましたが粘り強い交渉の末に撤回、その他の検討事項(=市側からの提案事項)も撤回させることができました。

改悪提案ほぼ全て撤回
 55歳昇給停止も、国や都市が実施していることを理由に提案されていましたが、60歳までの5年間で12号分(退職時昇給特例含む)の昇給が消滅することは、定年延長による60歳以降の給与(60歳時の賃金の7割)や退職金にも影響する重大な問題でした。今次の交渉では一旦棚上げになったものの、定年延長の交渉の中で解決を図らねばなりません。60歳まで賃金と60歳以降の賃金両方を削減させないことを徹底的に追求する必要があります。

======

ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。

名市大教職員組合(やまだあつし執行委員長)は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。

★加入申込書はコチラのPDF(名市大川澄キャンパス、山の畑キャンパス、田辺キャンパス、北千種キャンパス職員向け)PDF(東部医療センターおよび西部医療センター職員向け)をダウンロードしてください。

必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。

★名市大教職員組合の福利厚生活動のあらまし
●慶弔給付 本人もしくは組合役員が申請(組合役員の確認・署名が必要)
◆結婚給付…5,000円
◆死亡給付…配偶者10,000円
子(養子、継子、死産4ヶ月以上の子を含む)10,000円
親(配偶者の親、養父、養母、継父、継母含む)5,000円
◆出産給付…5,000円など

名古屋南部法律事務所新大和税理士法人への初回相談(30分以内)が無料です
東海労働金庫(各種ローン・つみたてNISA・iDeCoなど)相談随時
●困ったことがあったらまずは組合事務室(本部棟1階/内線:川澄8026【月~金曜】、東部医療センター・北4階エレベーターホール前/PHS4001【金曜のみ】)をお尋ね下さい。常駐の書記局員がいつでも相談をお聞きします。

2021年11月29日