名古屋市立大学教職員組合(やまだあつし執行委員長)は組合つうしん No.12「学長選/3人の候補適任者へ教職員組合が公開質問状」を発行しました。
主な内容は次のとおりです。
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大学運営の透明性確保、職員の意欲向上など12項目
昨年、市大の定款が改定され、来年4月から理事長と学長を分離した大学運営が始まります。学長選考会議はすでに候補適任者3名を公示し、11月4日には意向投票が実施されます。
教職員組合は、今後の大学運営に大きな影響を与える学長選考に関心を払い、意向投票の有権者(教員と係長級以上の職員)の判断材料とするために、大学運営の透明性など組合が重要と考える課題を12項目にまとめ、公開質問状を3名の候補適任者に届けました。回答期限は10月25日です。
公開質問状の全項目
1.大学の意思決定のあり方について
(1)ガバナンスにおける透明性の確保や説明責任は、文部科学省からも一般論ながら指摘されているところですが、本学の現状と対応については、どのようにお考えですか。
(2)政府や文部科学省の最近の大学政策について、注目しているものは何ですか。また、それについてどうお考えですか。
2.教職員の労働条件の改善について
最近、労基署より、名市大職員の労働条件についての勧告(8月26日付)があり、全国紙で報道されました。報道によれば、10月18日までの是正が労基署より求められているとのことですが、これを受けて以下質問にご回答ください。
(1)今回の事態が、「①なぜ起きたのか」さらに、「②どのような是正を施すのか」の2点について、ガバナンスの観点から委細を名市大全教職員に説明をし、理解を求めるべきに思われます。本件に関する具体的なお考えをお示しください。
(2)今後、職員はもとより、裁量労働をしている教員の労働条件の実態を把握しなければ、再度勧告を受けると考えられます。教職員の労働状態の把握に対するお考えを、労基署の勧告を受けたことを踏まえて、お聞かせください。
(3)上記に関連して、大学として国際化を推進していますが、コロナ禍において、留学生や国外の研究者が入国できない状況であり、受け入れを予定している教員は時差などの関係で深夜のオンライン指導などをしている現状があります。今後、大学の国際化を進めるうえで、ポストコロナの時代を見据えたど・・・
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ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。
名市大教職員組合(やまだあつし執行委員長)は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。
★加入申込書はコチラのPDFをダウンロードしてください。
必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。
★組合独自の慶弔給付金制度のご案内です。
主な給付項目:【結婚給付】組合員本人・5,000円、【出産給付】組合員本人および配偶者・5,000円、【死亡給付】組合員の親が死亡(配偶者の親、養父、養母、継父、継母を含む)・5,000円など
※パート職員の給付金額は半額となります。事由発生日において組合員であることが前提です
●名古屋南部法律事務所、新大和税理士法人への初回相談(30分以内)が無料です
●東海労働金庫(各種ローン・つみたてNISA・iDeCoなど)相談随時
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