組合つうしん No.27「2021年度本部役員選挙 委員長立候補者所信表明」発行

名古屋市立大学教職員組合(やまだあつし執行委員長)は組合つうしん No.27「2021年度本部役員選挙 委員長立候補者所信表明」を発行しました。

主な内容は次のとおりです。

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2021 年5 月31 日

委員長立候補にあたって

組合員の皆様、私やまだあつしは、今回三度目となりますが、教職員組合の委員長に立候補いたします。ここで簡単ではありますが、立候補にあたっての思いを述べます。

この一年は、名市大にとって激動の一年でした。コロナ対応に加え、東部医療センター・西部医療セ
ンターの名市大附属病院化の繰り上げ実施が強行されたこともあり、多忙を極めました。昨年度の決意表明で、コロナの第二波・第三波への対策の必要性を述べましたが、事態はその先を進んでいます。緑市民病院や厚生院の附属病院化とさらなる組織再編も予定されており、来年、我々の健康はどうなるのか、職場環境はどうなるのか、ともに先が見え辛い状況です。だからと言って、我々の仕事は投げ出して良い仕事ではありません。

労働組合が行うべき最も重要なことは、昨年度も述べた通り、働く環境を守り改善することです。そ
して(設備の整備を含め)働く環境を守り改善することは、教職員のためだけでなく、学生の勉学を保障し、市民の健康を守るためにも必要です。これもコロナの経験から、同意いただけるものと思います。

だから教職員組合は昨年度にもまして、設備投資とともに人への投資を主張します。労使合意書の継
続課題10 項目としてまとめていますが、多忙にもかかわらず相応の処遇を受けていない職種の処遇改
善、過労死水準で働いている部門の増員と(タイムカード導入を含めた)客観的な時間管理の徹底、契約職員や障がい者の雇用改善などです。

また職場が大きく変わったことで、組合のあり方も変える必要があります。東部医療センター・西部
医療センターとの統合で既存・新任ともに職員が増え、教職員組合にも新たな仲間が増えました。組織がない両医療センターでは支部を立ち上げる必要があり、一方で既存組織においては、持続可能性を考慮しながら支部の再編を進める必要があります。情報伝達・組合員の方々の声を聴く方法についても、改善を進めています。

昨年度にも、職場改善には長い道のりが必要かも知れませんが、努力する旨を述べました。今年度も努力します。

やまだあつし
(人間文化研究科教員・教職員組合執行委員長)

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記事の詳細はコチラ(学内限定版)をご覧ください。
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ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。

名市大教職員組合(やまだあつし執行委員長)は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。

★加入申込書はコチラのPDFをダウンロードしてください。

必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。

名市大教職員組合の福利厚生活動のあらまし
●慶弔給付 本人もしくは組合役員が申請(組合役員の確認・署名が必要)
◆結婚給付…5,000円
◆死亡給付…配偶者10,000円
子(養子、継子、死産4ヶ月以上の子を含む)10,000円
親(配偶者の親、養父、養母、継父、継母含む)5,000円
◆出産給付…5,000円など

自治労連共済(生命・医療・交通災害・火災)加入可(相談随時)
●顧問弁護士、税理士(初回相談無料)
東海労働金庫(各種ローン・NISA・iDeCoなど)相談随時

2021年5月31日