名古屋市立大学教職員組合(やまだあつし執行委員長)は組合つうしんNo.8「市労連市長要請行動で『人件費増額』『医療スタッフ増員と機材の更新』を直訴」を発行しました。
主な内容は次のとおりです。
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9月3日市役所本庁舎にて、やまだ委員長が河村市長に直言
9月3日、市役所本庁舎にて名古屋市労連(名古屋市職員労働組合連合会)は河村市長ら市執行部に対し要請行動を行いました。名市大からはやまだあつし委員長が出席し、「医療スタッフ増員と機材の更新」と「契約職員の正規職員化を進めるための人件費増額」について、資料をつけて説明しました。
医療スタッフについては「2019年度 課別平均年休取得日数」を示し、看護師の年休取得日数が事務職員に比べて明らかに少なく、かつコロナ禍で看護師の労働が過酷になっていることを機材老朽化の問題と併せ説明しました。正規職員化については「1人あたり超勤時間推移」を示し、郡理事長体制で超勤時間が増加し危険水準に達していることを説明するとともに、大学事務のような複雑な業務において残業を減らし効率よく働くためにも、経験が蓄積されない契約職員に頼ることを改め、正規職員率を高めるべきことを主張しました。
市労連各単組の真摯な要請にもかかわらず、市長は15分間も(「お付きの人が何度も時間です」と言っているのもかまわず)要請行動と関係ない「ナゴヤ信長徳政プロジェクト」と「スクールカウンセラー」の自慢話を続け、最後になって要請について少しコメントしただけでした。市大の要請に対しては「残業代は、中小企業だともらえればもらえるだけ良いが、市大は違うのか。後でまた話を聞かせてもらおう」と一言のみ。ブラック企業的な発言でした。職員の働き過ぎの実態には関心すら示しませんでした。
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記事の詳細はコチラ(学内限定版)をご覧ください。
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名市大教職員組合(やまだあつし執行委員長)は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。
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