名古屋市立大学教職員組合(やまだあつし執行委員長)は組合つうしんNo.6「8月13日&14日『組合役員ガイダンス』に58名が参加」を発行しました。
主な内容は次のとおりです。
======
講師「私たちが働きやすい職場環境は患者
や学生にとっても、良い病院につながる」
教職員組合は8月13日、14日の両日、役員向けガイダンスを開催しました。ガイダンスの参加者は58名でした。参加していただいたみなさま、ありがとうございました。
教員、事務職、医療技術職、看護師、技労職などの多職種の組合員が参加しました。今回、新型コロナウイルス感染症対策のため、組合本部主催のガイダンスとしては初めての試みとしてZOOM参加も可能にしました。
ガイダンス前半では、岩井本部書記長が
1)労働組合の存在意義~労働組合、有ると無いでは大違い~
・労働者は使用者よりも立場が弱い。だから使用者と対等の立場を保てるように労働者を法律で守る
2)過半数の意味
・法的には組合が過半数を組織するかどうかで交渉への影響はない
・過半数代表者は何のために選ぶのか⇒労使協定を締結するため
などにつき、説明しました。
後半は津市立三重短期大学生活科学科の武田誠一准教授が「コロナ禍の公立大学~教育と研究、地域での役割~」について、ZOOMで講演しました。
武田氏は日本福祉大学卒業後、岐阜県、和歌山県の病院で医療ソーシャルワーカーなどに従事した後、研究者に転じ、2013年10月より現職で活躍されています。
テーマは下記の三点でした。
1)コロナ禍で露呈した教育・研究体制の脆弱さ
2)コロナ禍によって引き起こされた他の課題
3)課題解決に向けて
参加者からは
「つらい現状をバラバラにつぶやくのではなく、職場内や他部署など横のつながりを活用して共有すること、問題解決のために意見を交換することの重要性を再認識しました」
「私たちが働きやすい職場環境の構築が患者様や学生さんにとっても、良い病院になることにつながるというお話がとても心に残りました」
「一人一人の声をたばねること、問題意識を持つことの重大さを再認識することができました。新しい試みのZOOMの活用良かったです」
「問題意識を共有して、団結することが解決につながることと理解しました。企画いただき有難うございました」
などの感想が届きました。
======
記事の詳細はコチラ(学内限定版)をご覧ください。
ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。
名市大教職員組合(やまだあつし執行委員長)は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。
★加入申込書はコチラのPDFをダウンロードしてください。
必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。
★名市大教職員組合の福利厚生活動のあらまし
●慶弔給付 本人もしくは組合役員が申請(組合役員の確認・署名が必要)
◆結婚給付…5,000円
◆死亡給付…配偶者10,000円
子(養子、継子、死産4ヶ月以上の子を含む)10,000円
親(配偶者の親、養父、養母、継父、継母含む)5,000円
◆出産給付…5,000円など
●自治労連共済(生命・医療・交通災害・火災)加入可(相談随時)
●顧問弁護士、税理士(初回相談無料)
●東海労働金庫(各種ローン・NISA・iDeCoなど)相談随時