名古屋市立大学教職員組合(やまだあつし執行委員長)は組合つうしん No.20「理事長選/教職員組合が公開質問状/大学運営の透明性確保、労働条件改善策など10項目」を発行しました。
主な内容は次のとおりです。
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教職員の大きな関心を集めている理事長選に関し、教職員組合は、11 月15 日に2 人の候補適任者へ公開質問状を届けました。すでに両候補からは期日の26 日までに回答する旨、連絡を受けています。
大学運営の透明性確保と説明責任の遂行、年休取得など教職員の労働条件改善策、男女共同参画やハラスメント対策などダイバーシティの課題、労働組合への姿勢など、組合が重要と考える問題を10 項目にまとめました。両候補からどのような回答が寄せられたか、「組合つうしん」紙上でお伝えします。
公開質問状の全項目
1 大学の意思決定のあり方について
(1) ガバナンスにおける透明性の確保や説明責任は、文科省からも一般論ながら指摘されているところですが、本学での現状と対応については、どのようにお考えですか。
(2) 政府や文科省の最近の大学政策について、注目しているものは何ですか。また、それについてどうお考えですか。
2 教職員の教育・研究・医療および労働条件の改善について
(1) 職員の意欲向上のために、最も重視すべき施策は何だとお考えですか。
(2) 国策とも言うべき「働き方改革」について、どうお考えですか。
(3) 年休の5 日取得が義務化されましたが、看護部は法令遵守が難しい状況です。遵守への対策と決意を述べてください。
(4) 医療従事者の労働条件改善策、特に看護師定着率の向上策についてどのようにお考えですか。
(5) 男女共同参画、障がい者の就労支援、ハラスメント対策の現状と課題について、それぞれどうお考えで・・・
<お詫びと訂正>
11/21発行の「組合つうしん」NO.19において、ボーナス引き上げ分を「0.5月」と伝えてしまいました。正しくは「0.05月」です。お詫びして訂正いたします。
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記事の詳細はコチラ(学内限定版)をご覧ください。
ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。
名市大教職員組合は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。
★加入申込書はコチラのPDFをダウンロードしてください。
必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。