組合つうしん No.29「2018『賃金・諸制度改善要求』で最終的回答/事務系・技術系契約職員の賃上げ勝ち取る/無期転換6年目以降 約8,000円アップ」を発行しました。
主な内容は次のとおりです。
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今年度の賃金・諸制度要求で大学当局は、契約職員の大幅賃上げ、(市大)再任用制度の新設など、最終的な回答(裏面)を提示しました。
大幅賃上げ、6年目の昇給など評価できる内容
今年度正規職員の初任給が大幅に引き上げられたことに伴い、これに連動し契約職員の給与も大幅に引き上げられました(注1)。詳細は下表参照。
更に、昇給もこれまでの2年目、4年目に加え無期転換された職員(6年目)に対しても付与されることになりました。このため、来期4月に6年目を迎える職員にとっては一気に8,000円以上の昇給となります。
有期雇用職員の5年雇い止めが全国的に問題となる中、市立大学ではいちはやく無期転換制度を新設させました。今回は無期転換した6年目の昇給を勝ち取ることで処遇改善を着実に進めることができました。しかし、正規雇用との格差はまだ大きく、今後更なる処遇改善を求めると共に、契約から正規職員への登用の門戸を大きく広げられるよう更に運動を進めたいと思います。
(市大)再任用制度導入で、名古屋市再任用との給与格差是正
再雇用職員については今年度末退職者から部分年金支給が63歳に引き上げられ、加えて年金支給額も再任用と同様にカットされたため、改善を求めていました。今回の回答では、C区分(一般職員クラス)について、これまで「定数外」のポストであった再雇用フルタイムを、市の再任用同様、定数内(注2)とし、業務に対する責任が増すことと引き替えに、名古屋市の再任用職員並の年収が確保できるよう無年金期間の給与額が322,200円に、大幅に引き上げられます。なお、勤務時間等その他の条件については、従来の再雇用と同水準です。
なお、係長クラス以上(A/B区分)については人事の停滞を招かないよう再任用は導入されず、再雇用短時間についても制度は従来のまま残されることになりました。
契約・再雇用→パートの場合も年休の繰越が認められる・時給も若干の引上げ
比較的例は少ないものの、契約職員や再雇用職員から引き続きパート職員として採用されるケースがあります。この場合従来は新規採用と同等の扱いとなり、年次有給・・・
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