組合つうしん No.13「理事長選 組合が公開質問状」発行

組合つうしん No.13「理事長選 組合が公開質問状」を発行しました。

主な内容は次のとおりです。

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 理事長選考会議は10月25日(水)、理事長候補適任者1名を公示しました。通例どおりであれば意向調査が実施される11月22日(金)に次期理事長が決定される見込みです。
 教職員組合は10月31日(火)に公開質問状を発表し、理事長候補適任者の郡氏に手渡しました(写真)。
 すでに学内イントラ上で郡候補の所信が発表されています。公開質問状はそれと重複する部分もありますが、教職員にとって重要な課題について質問しています。郡候補の回答は、回答期日の14日以降、速やかに組合役員のみなさんにお伝えします。

公開質問状

1.大学の意思決定のあり方について
(1) 大学運営におけるボトムアップの活用、とくに研究科自治についてどのようにお考えですか。
(2) 理事長レク(学長レク)を正規の意思決定機構の中で、どう位置づけていますか。レクは必要ですが、意思決定機構が形骸化しては組織として不健全です。今後どのようなバランスで運営するお考えですか。
(3) 今後の理事長選考のあり方についてどのようにお考えですか。

2.大学の将来ビジョンについて
(1) 本学は将来的に(例えば開学100周年時点)、どの程度の学生数の大学になるのが望ましいとお考えですか。それに見合う組織(配置・人員)はどのようなものだとお考えですか。所信§1Aでは医療スタッフ増員がありますが、本部等の他部局職員はどうですか。
(2) 名古屋市に対して、大学として必要な自主性・主体性を失わないための方策についてどのようにお考えですか。所信§3Bの通り、名古屋市各局との連携は重要なことと思いますが、各局との連携をめぐって総務局との間で意見の相違があると仄聞しています。
(3) 独立行政法人としてのあるべき姿と現在の名市大との間で、一番乖離しているのはどの点ですか。その解決策はどうお考えですか。2.名市大の現状での、いわゆる「4人の母」(市・文科省・総務省・厚労省)論が乖離点とその解決策だという場合は、二番目の乖離点と解決策について、お答えください。
(4) 政府や文科省の最近の大学政策に対して、どのようにお考えですか。例えば、世間をにぎわせた加計学園について、大学経営者の立場からはどのように見えますか。加計学園と本学とは設置形態が違いますが、地方自治体と理系学部による人材育成の関係という点からは、本学と全く無関係な話とも思えません。
(5) 大学ランキングの順位向上のために、理事長として今後、特にどのようなことに尽力しますか。順位の足を引っ張っている国際化について、所信§3Cで対策の記載があるものの、教育面での対策が少ないと思いますが、どのようにお考えですか。
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記事の詳細はコチラ(学内限定版)をご覧ください。

ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。

2017年10月31日