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くみ子とあい子の職場トーク
◎ 8時間労働制は私たちが守るべき宝
あい子)昨日、課長から「組合との協定を守るために3月は超勤を控えるように」って言われたよ。この忙しい時期に「組合サン勘弁してよ」って気分になるよ。
くみ子)私の課でも言われたわよ。でもそれは協定の範囲内に収めるようにってことでしょ。
あ)協定の範囲って?
く)1ヶ月の超勤時間が45時間を超えてはならないとか、大学と組合が結んでいる協定の上限を超えてはならないってこと。(右上図表)
あ)サブロク協定ってやつ?
く)そう、労働基準法36条に基づく協定って意味よね。
あ)ふーん、その法律には何が書いてあるの?
く)会社は労働者を一日8時間一週40時間以上働かせてはなりません。もし働かせるときは組合(もしくは労働者の過半数代表者)のお許しをもらいなさい、要するに労働者と協定を結ばない限り超勤をさせてはならないってことが書いてあるの。
あ)へぇ、超勤ってそんな面倒くさい法律に縛られてるんだ。
く)だってね、考えてみてよ。最初のメーデー(1886年)の要求が8時間労働制の実現だったわけでしょ。それから何十年もかけて世界中の労働者が命がけでやっと実現させたルールなわけだから、それを会社の都合だけで破ることは許されないわよ。・・・・
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