組合つうしん No.35「2020年度本部役員選挙委員長立候補者所信表明/本部定期大会は無期延期 中央委員会で決議」発行

名古屋市立大学教職員組合(やまだあつし執行委員長)は組合つうしん No.35「2020年度本部役員選挙委員長立候補者所信表明/本部定期大会は無期延期 中央委員会で決議」を発行しました。

主な内容は次のとおりです。

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2020 年6 月1 日

委員長立候補にあたって

組合員の皆様、私やまだあつしは、今回再び教職員組合の委員長に立候補いたします。ここで簡単ではありますが、立候補にあたっての思いを述べます。

コロナウイルス対策として、名市大でも様々な措置が行われましたが、それとともに名市大の問題点も見えてきました。今回は幸い教職員に罹患者は出ませんでした。しかしながら罹患者が出れば、罹患者でなくても過労で倒れる教職員が出れば、職場の機能マヒが起こる危うい状況だったことは否定できません。在宅勤務や分散勤務が打ち出されましたが、設備面や組織の制約により、対策が徹底できたとは言い難いです。研究科でのZoom 対応を分担した教員の立場から言えば、決定の遅さ(による準備時間不足)と設備面の制約に苦しみました。

6 月3 日から名市大では対面授業再開ですが、対策は終わりではありません。スペインインフルエンザ(スペイン風邪)の第二波が猛威を振るったことは、各種文献に記載されています。学内感染防止はもちろんのこと、今のうちに国内での第二波・第三波流行への対策をしておく必要があります。

私は去年の決意表明でも、労働組合として行うべき最も重要なことは、働く環境を守り改善することで、これは誰が委員長になっても変わらないと述べました。どんな状況でも当然ながら同じです。コロナウイルスでわかったことは、働く環境を守り改善することは教職員のためだけでなく、学生の勉学を保証し、市民の健康を守るためにも必要だというこ
とです。

組合は、喫緊の問題であった病院における感染症対策の手当大幅増額を求め、成果をあげましたが、それだけが組合の仕事ではありません。今しておくべきこととして、設備投資とともに、人への投資(を求めること)を指摘します。例えば、特定の教職・・・

本部定期期大会は無期延期  中央委員会で暫定的に決議

組合員の皆様へ、組合の大会・総会の時期が近づいてきました。
しかし、非常事態宣言が解除されたとはいえ、各種組合会議、とりわけ規約で6月に開くことが定められている本部定期大会を従来のスタイルで開催することは依然として困難な状況です。

そこで、今年度に限り、中央委員会(メール開催)で定期大会の無期延期を決定する予定です。来期の活動方針、予算等は中央委員会で暫定的に決議し、次回の大会で承認を得る形に変更いたします。

ご確認いただきますようよろしくお願い致します。

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記事の詳細はコチラ(学内限定版)をご覧ください。

ご意見・ご感想がございましたら、組合書記局(内線・川澄8026)までご連絡ください。

名市大教職員組合(やまだあつし執行委員長)は市立大学の4つのNG―①超勤の時間を把握していない、②ハラスメントを一掃する姿勢と体制がない、③年休を希望通り取得できない(看護師)、④障がい者職員の雇用枠は全て非正規―という点を憂慮し、改善に取り組んでいます。一人一人の意見が私たちの健全な職場環境の改善につながります。まだ、組合に加入していない教職員のみなさまは、ぜひ組合にご加入ください。

★加入申込書はコチラのPDFをダウンロードしてください。

必要事項を記入し、組合書記局(川澄キャンパス 本部棟1階)宛に文書交換でお送りいただければ幸いです。

名市大教職員組合の福利厚生活動のあらまし
●慶弔給付 本人もしくは組合役員が申請(組合役員の確認・署名が必要)
◆結婚給付…5,000円
◆死亡給付…配偶者10,000円
子(養子、継子、死産4ヶ月以上の子を含む)10,000円
親(配偶者の親、養父、養母、継父、継母含む)5,000円
◆出産給付…5,000円など

自治労連共済(生命・医療・交通災害・火災)加入可(相談随時)
●顧問弁護士、税理士(初回相談無料)
東海労働金庫(各種ローン・NISA・iDeCoなど)相談随時

2020年6月2日